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久々に肩慣らしに絵を描いてみた。(・ω・)
ここ何年かやってなかった、現代バージョン双子のユウキ芸大生ver.!

私の年齢が上がるごとにユウキ達は成長していくってやつ、最近やってなかったのでね。
ちゃんと私の中では年齢とともにユウキ達も成長してるんだけど、
描いてないっていうね。なので描きました。

見ての通り、ユウキは芸術学部です。
英語と日本語喋れるので、国際学部でもよかったんですが、
ユウキが話せるのを生かした仕事につきそうにないなと思ったので、
まさかの美術系の学部です。

多分描く絵はピカソのゲルニカみたいなのだろうな。
綺麗な絵っていうより、奇抜で印象に残るタイプのものだろうね。
そんでもってあんまり絵は描かないで、彫刻やら、陶芸やら建築やらに手を出しつつ
遊びながら何かしら作ってそうだ。空間アートとか好きそうだwwていうか私が好きだww
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我ながら馬鹿なことをした。
いらついた反動で人を4階の屋上から突き落とすなんて。
しかも、名前も知らない赤の他人。

落ちていく瞬間、世界がとてもゆっくりに感じた。
彼女の表情が見る見るうちに変わっていく。
彼女の服が重力であおられる。髪がなびく。

狂ったことに僕は、その姿にひどく魅せられた。
美しいとすら思ってしまったんだ。

ああ、でも。
落ちてしまった後の彼女の姿は、恐怖以外のなにものでもなかったよ。



************************************


その後の話をしよう。
彼女は生きていた。

目も当てられない大けがをしたものの、かろうじて生きていた。
あとで聞いた話だが、彼女は1つ上の学年の先輩で、
中学になって日本に戻ってきたハーフらしい。

3年生なのだが、おそらく今年度の卒業はできないだろう。

そして僕は、未だに毎日のように学校に通っている。
僕はあの日、彼女を突き飛ばした後すぐに逃げ出した。
誰も来ない屋上に目撃者は無く、僕の犯行は誰にもばれなかった。
彼女は意識不明を1週間ほどさまよった後、意識を取り戻し、記憶喪失となった。
正確には約1カ月前後の記憶がなくなった。

僕は完全犯罪を成し遂げたのだ。

とはいえ、僕の姿を彼女がみれば思い出してしまうかもしれない。
もともと会う機会もないし、お見舞いにだって行きようがないのだから、
それも心配するまでもなかった。
でも、僕の中ではぐるぐると廻るものがあった。

罪悪感、自分への嫌悪。
真実が、罪が知られることの恐怖。
僕はさらに周りから距離を取り始めた。

それでも死を選ばなかったのは、
彼女の落ちていく姿がこびり付いて離れられなかったのと、
落ちる前に彼女が僕を引きとめた姿が浮かぶからだろうか。


++++++++++++++++++++++++++++++


季節は移り変わり、秋になった。
もう少しすれば、じきに冬に変わるだろう。

僕は相変わらずだった。

いじめの日々は続いて大怪我だらけ、
昨日お小遣いをもらったばかりなのに、財布の中は空っぽだった。
わけもわからず、さまざまなことの犯人にされた。
俺がいつコンビニから商品盗んだよ?
死ぬ物狂いに勝ち取った成績も、
カンニングしているというデマを吹っかけられ、職員室に縛られる始末。

世界は何も変わらなかった。

でもある日、それは起きた。

いつものようにサウンドバッグになって、血だらけになっているところにが現れた。
俺をサウンドバッグにしているやつらを止め、少し話をした後、やつらは去って行った。
その後彼は俺を保健室まで運び、手当をしてくれた。

「ひどい傷跡の数だな。」
「ええ。・・・まぁ」
「よく今まで耐えてたな。」
「・・・。ええ。」
「大丈夫、あいつらはもうお前を殴らないよ。」
「・・・・は?」

「約束させた。もう、お前をいじめることは無いよ」
「・・・はは・・・嘘だ。・・・ありえない」

ばかばかしい。偽善で止めに入ってくらいで、あいつらが収まるはずが無い。

「嘘じゃないよ。」
「だ・・・から・・・。ありえないって・・・」
「嘘じゃないよ、だって・・・」


彼はその後。背筋の凍るようなセリフを言った。



「だって、仕向けてたの・・・俺だし?」




****************************************


いつかは書こうとしていたジュン君BADエンドver.中編といったところでしょうか?
まだまだ続きます。

ユウキは生きてましたが、本当の犯人は。ね。
 



錠の壊れた扉を開いて、一番最初に目に付いたのは
蒼く晴れ渡った空だった。雲一つ無い蒼空。
雨の多いこんな真夏に、ここまで蒼く透き通った空を拝めることはそう無いだろう。
そして、とても暑かった。

僕は扉を閉じて、まっすぐに屋上の手すりに向かう。
下の景色を眺めると、見慣れた校庭が広がっている。

その日僕は決意をしていた。
いや、決意はしていなかったのかもしれない。
手すりに立ちあがり、下を眺めると足がすくんだ。
その一歩が踏み出せなくて、おもわず涙があふれ出してしまった。

現実が怖い。
皆の目が、他人の目が、劣等感が突き刺さる。
理不尽に殴られ、蹴られ、軽蔑されて、わけもわからず犯人になり下がる毎日。
抜け出せない。

「なんでだよ。。。。うごけよぉ・・・」

抜け出す手段を知っている。
でも、足はすくみだす。

「嫌なんだよ。。。もう・・・イヤダ・・・」

もう一度手すりに足をかける。
今度は上手に立ち上がることができた。
風が少しでも吹けばぐらりと身体が揺れる。大きな風が吹けば一溜まりもない。
覚悟のない足で足を少し動かしたその瞬間。

君が現れた。

後ろからやけに大きな声が聞こえた。あんなに大きな声で後ろから急に叫ばれたのに
不思議と驚きもせず、バランスも崩すことも無かった。
聞き慣れない発音の言葉。日本語じゃない。
手すりから降りることなく後ろを振り向くと、そこには体育着を着た金髪の女の子がいた。

見慣れない色の髪と聞き慣れない言葉に驚いていると、
女の子は無理やり僕を手すりからおろして、僕のことを怒鳴りつけた。
何を言っているのかは分からなかったけど、
雰囲気で、何を言っているかは分かった。

でも、僕もそうやすやすと決意を曲げたくない。
もう決めたんだ。
再び僕は手すりに手をかけた。
金髪の女の子は慌ててまた僕につかみかかってきた。
僕はその手を強く振り払った。
振り払ったが、女の子も負けじと再び掴みかかってきた。

振り払う、掴まれる、振り払う・・・・。

何度も続けられる行為にお互いにいら立ち、
抑える力も振り払う力も徐々に強くなっていった。


そして


僕は君を突き飛ばした。
4階の屋上から。
君は下へ下へと落ちて行った。


「・・あ・・・あ、あ。あああああああ!!!!!
・・・・・ご、ごめん・・・・・なっさい。ごめ・・・んな・・・さいっ…ご・・・めん・・・な・・・・」



謝っても、もう遅かった。

僕は正真正銘の犯人になった。




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いつかは書こうとしていたジュン君BADエンドver.。
いきなり暗い小説スタートに私もびっくりだよ。

落ちも何もないストーリー。いや、ユウキは落ちたけど。
まだつづくんだなこれが。

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愛しの愛しのアクアマリン。
溶けてしまえば私もひとつ。
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