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久しぶりのブログです。
まず、第一報告。。。
新刊落とした!\(^p^)/オタワ


でもな。これはこれでショックだったんだけど。
それよりもっとショックだったことがあるんだ。

もう、ショックでショックで、バイト真剣にばっくれた。



夢のおじさんがおととい死んだんだ。



夢のおじさんは、ドイツ料理店「夢」っていう小さなお店を開いてたおじさん。ていうかおじいさん。
そこのお店の中は、おじさんのコレクションのドイツの物がいっぱいで、
おじさんはいつもドイツの兵隊がかぶっているようなキャップをかぶってた。
すっごく似合ってる。
見ているだけで楽しめるお店だけど、何よりもそこのドイツ料理が半端なくおいしいんだ。


正直、ここの料理以上においしい料理食ったことない。
そんだけおいしいの。

中でもお勧めは、香辛料がよく効いていて、水なしでは食べられない「野戦料理」。
すっごく辛いけど、3歳の頃から辛くてもおいしくて大好きだった。

「ソーセージコーヒー」。生まれて初めて飲んだコーヒー。
上に乗ったクリームがすっごく美味しかった。

「チョコレートショコラプリン」。こんなコクのあるチョコレート初めて食べた。


そんなおいしい料理を食べながら、周りにいっぱいのおじさんのドイツのコレクション。
ドイツの鳩時計が壁一面にあったり、ちょっとエロい置物があったり、
ドイツの戦闘機の模型が天井からつる下がってた。
机に置いてある、自由ノートにいっぱい絵を描いた。
机ごとに置いてあるランプも渋くてかっこよかった。
壁に貼ってある、おじさんが描いた絵はとっても温かかった。
私の夢のきっかけでもあるよ。

ビールの缶がたくさん並んでて、いつかここで大学の友達と飲みたいと、
本当に小学校のころから思ってた。


もうずいぶん前に死んじゃったけど、2匹の犬と猫がいた。
犬の一匹は大きくて乗ってよく遊んだ。モップみたいな体毛。
もう一匹の犬は、それをとっても小さくしたお人形みたいな犬。

そして猫はどこにでもいそうな三毛猫。

おじさんの店とその3匹に囲まれてるのが、「夢のおばさん」。
本当に仲のいい夫婦で、あんなに素敵な夫婦はいないと思った。
でも、おばさんはとっても体の弱い人で、
「先立たれるのはしょうがないだろうな」っておじさんが言っていたのが今でも記憶に残ってる。
おばさんのデザートとってもおいしかったよ。

みんながいる「夢のおじさん」家が大好きだったよ。


犬が死んで、おばさんが死んで、猫が死んで。
おじさん。とってもさびしくて悲しかったと思う。


でも、小さくてボロくさいお店だし、夢のおじさんもいいお歳。
私の家から大分離れたところにあるお店なので、年に1回いければいい方なんだ。


最後に行ったのは、私の大学進学したっていう報告しにいった2年前。
「野戦料理」とってもおいしかった。
もう、食べられないのがとっても悔しい。
せめて、去年行けばよかった。


こんな思い入れのあるお店無いし。これから作れる気がしない。
あんなにおいしい料理なんてない。巡り合える気がしない。
あんなに仲のよい夫婦見たことない。もう会えないよ。


でも、おじさんとっても長く生きてたし、最後までお店やってた。
生き様がかっこよくて好きだったよ。


お通夜のときに、おじさんの棺の上にいつもかぶってた
ぼろぼろのドイツ軍のキャップが乗ってた。
いつもお店に流れている音楽が流れてた。
ひょっこりおじさんが出てきそうだったけど。

もういないんだね。



おじさん。
料理おいしかったよ。ありがとう。
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